鶏もも肉のカロリーはむね肉とそう変わらないものの、栄養成分ではむね肉よりもタンパク質が少なく、脂質は逆に多くなっています。パントテン酸やビタミンK、セレンなども含まれています。

鶏肉のむね肉には、ビタミンB6やナイアシンなどが含まれています。皮なしの場合はささ身に匹敵する高タンパク・低脂肪の食材で、ダイエットに適しています。

手羽・手羽先・手羽元は高タンパクで脂質も多く、皮で覆われていて関節があるため、コラーゲンやコンドロイチン硫酸が豊富に含まれています。買うときに選ぶポイントは、まず皮が薄ピンク色をしていることです。黒ずんでいたり、赤みが強すぎたりするものは避けましょう。

豚ゼラチンには、コラーゲンやナトリウム、ビタミンB12などが含まれています。ゼラチンは高カロリーと認識されがちですが、ゼリー60gに使用されているのは1.5g程度で、約5kcalです。また、炭水化物がほとんど含まれていないため、体脂肪の増加につながりにくいというメリットもあります。

スモークレバー（豚）は豚肉の肝臓を燻製にしたもので、薄切りにしてそのまま食べるほか、カナッペやサンドイッチなどに適しています。ビタミンAやビタミンB12などが含まれています。

豚レバーペーストは、薄切りパンに塗ってカナッペなどにして食べるのが一般的ですが、パスタに加えるなどのアレンジも可能です。ビタミンAやビタミンB12が多く含まれています。

焼き豚には、ナトリウムやカリウム、リンなどが含まれています。焼き豚は、日本では一般的にチャーシューと同じものとして認識されていますが、中国では焼き豚とチャーシューは違う料理です。

生ソーセージは、日本では通常ボイルされたものが売られており、ゆでたり焼いたりして食べるほか、ホットドッグにしたりザワークラウトと煮たりして食べます。ビタミンB1やナイアシンなどが含まれています。

混合ソーセージは日本独特の製品で、戦後の豚肉の供給が不安定な時代に豚肉を補うために生産されましたが、現在は生産数量が少なく、市場ではほとんど見られなくなっています。

レバーソーセージは焼いて食べるのはもちろんのこと、そのままでもおいしくいただけます。ペーストタイプのものであればパンにつけて食べるのもおすすめです。ビタミンAやビタミンB12などが含まれています。

リオナソーセージは、厚めに切ってステーキにすると肉の脂やうま味を味わうことができるほか、オードブルやサンドイッチ、サラダなどにもおすすめの食品ですが、カロリーが高いため食べすぎには注意が必要です。ビタミンB1やビタミンCなどが含まれています。

ボロニアソーセージは、サラダに加えて食べたり、パスタと和えて食べたり、パンで挟んだりと様々な調理法があります。生食は避け、加熱して食べるほうが安全とされています。カロリーが高く、ナトリウムやナイアシンなどが含まれています。