食の知識&健康

日本の伝統的な発酵食が腸内環境を整える

和食には、味噌・醤油・納豆・漬物など、古来より伝わる発酵食がたくさんあります。これらの発酵食を食べることが、なぜ健康維持に不可欠とされているのでしょうか?

免疫力アップにはバランスのよい食事が不可欠

健康維持に必要なのは、免疫力を高めることです。免疫力をアップさせるためには、生活習慣の見直しが必要です。不規則な生活が続くと免疫力はたちまち低下してしまうので、きちんと睡眠をとり、適度な運動を心がけるなど、規則正しい生活を送りましょう。
そのなかでも、免疫力アップのための最大のポイントは、さまざまな種類の食べ物をバランスよく食べることです。タンパク質・ミネラル・ビタミン・食物繊維・ファイトケミカルなど、人間に必要な栄養素を過不足なく摂取することで、免疫力を維持することができます。

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発酵食なら食材をまるごと食べられる

とはいえ、毎日1日30品目を食べるのは至難の業というもの。そこでおすすめなのが、食材をまるごと食べられる発酵食です。
通常、野菜なら葉の部分だけというように、食品の一部しか食べていないことが多いものですが、漬物などの発酵食ならまるごと食べられ、しかも微生物の分解作用により必要な栄養素がバランスよく含まれています。

乳酸菌が免疫を活性化

では、なぜ発酵食には栄養分が過不足なく含まれているといわれるのでしょうか。
たとえば、大根は成分のほとんどが水と繊維で、決して栄養が豊富とはいえませんが、ぬか漬けにして食べることで、発酵させた多くの微生物も一緒に食べることとなり、偏りなく栄養を摂取することができるのです。
また、発酵食には、乳酸菌などの多くの善玉菌が含まれており、この善玉菌が腸内環境を整えてくれます。便秘予防、発ガン性物質の分解、抗酸化作用など、善玉菌は免疫の活性化には欠かせません。これらの善玉菌を摂取できるのも、発酵食ならではといえます。
通常、乳酸菌というとヨーグルトなどの乳製品を思い浮かべますが、乳酸菌は乳製品からしか摂取できないものではありません。
たとえば、漬物は発酵が進むにつれ酸っぱくなります。これは乳酸菌が増えてきた証拠であり、漬物や味噌などの日本の伝統的な和食にも、乳酸菌は多く含まれているということです。

おいしさや満足感により食べすぎも防げる

また、気候風土や体質の違いにより、もともと日本人には西洋人ほど肉類や乳製品を摂る習慣がなかったため、西洋人並みに肉や乳製品を食べるとどうしても過剰摂取気味になりがちですが、発酵食なら食べすぎの心配は無用です。
食べ物はそのものの一部だけを食べても満足感はあまり感じられません。たとえば、胚芽を削った白米は食べやすいけれども味が薄く、ついおかわりをしてしまいますが、タンパクも脂肪もそのままの玄米は味が濃く感じられ、おかわりをしなくても満足感が得られます。発酵食も同じで、煮た大豆より納豆を食べるほうがおいしさや満足感を得られるという人が多いのではないでしょうか。
これにより、摂取量もセーブされ、食べすぎることがないのです。

難しく考えず、楽しみながら

このように、日本古来の発酵食には、日本人が長い年月を経て会得した知恵がたくさんつまっています。難しく考えず、好みに合った発酵食を楽しみながら、免疫力アップにつなげていきましょう。

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