食の知識&健康

胃の不調に効く食材とは?

食事は毎日のことですから、胸やけ・胃もたれ・食欲不振といった消化系の悩みは切実な問題ですよね。

かといって胃薬に頼ってばかりというのも考えものです。

そこで、薬の代わりに胃の不快感を解消してくれるありがたい食材をご紹介したいと思います。

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胸やけ・胃もたれにはジャガイモのすりおろし

胸やけや胃もたれには、ジャガイモのすりおろし汁が効きます。ジャガイモのビタミンCの作用が粘膜を守ってくれるので、胃潰瘍の人にも効果的です。
食間の空腹時に、生のまますりおろしたジャガイモの汁をスプーンで1〜2杯飲むだけですが、ジャガイモの芽は有毒ですので、必ずしっかり取り除きましょう。
もっと効果を高めたいときや胃が痛いときには、ジャガイモの黒焼きが効きます。作り方は次の通りです。

  1. ジャガイモを5個ほど皮つきのまますりおろし、鍋に入れる。
  2. 水分がなくなり、鍋底に黒いおこげができるまで、1時間ほど弱火で煮詰める。
  3. おこげをかきとり、すりこぎなどでつぶして粉末にする。

これを密閉容器などに保管しておき、1日1〜2回、1回1g程度を粉薬の要領で飲みます。

大根おろし+ナシで食欲増進&胃もたれ改善

大根おろしを食べると、成分のジアスターゼが消化を助けてくれますが、それをさらに効果的にし、食欲不振や胃もたれの改善に役立つのが、ナシの実に含まれている消化酵素です。
ナシの実をおろすと大根と似たような食感になるので、混ぜてもいいですし、実をあられ切りにして大根おろしであえた小鉢に仕立てると、甘酸っぱさで食欲を刺激しながら症状も改善してくれます。

「弱った胃にはやわらかいもの」は誤解!?

胃が疲れている、またはしょっちゅう胃が痛くなるという人が、少しでも消化のいいものをと考え、おかゆやうどんのようなやわらかいものばかりを食べるのは、実は逆効果になることもあります。やわらかいだけに口の中をすっと通りぬけ、あまりよくかまずに飲み込んでしまい、結果的に、胃は消化のために余計に働かなくてはならなくなってしまうからです。
かたいものでも、よくかんでやわらかくしてから食道に送り出せば、唾液とも混じり、消化されやすい状態で胃に届き、負担は軽くなります。

胃にやさしい豆乳を手づくりしてみよう!

胃の調子が悪いときは牛乳がいいとされていますが、同じ理由で、豆乳にも胃を保護して回復させる働きがあります。豆乳の成分はタンパク質・脂質・糖質・ビタミンB1などですが、この中の脂質が荒れた胃に作用してくれるのです。
市販のものを購入するのが一般的ですが、家庭でも作れますのでご紹介します。

  1. 大豆200gを水洗いし、一晩水につける。
  2. 大豆をミキサーにかけ、鍋に入れて煮る。
  3. 沸騰したら、水を少し加えてさらに4〜5分煮込む。
  4. ふきんでこしてしぼる。

これにハチミツを少し加え、空腹時に飲むようにします。

「おかゆに梅干し」の根拠とは?

病人食の代表・おかゆに梅干しがつきものなのは、それまで食事抜きで働くのを休んでいた胃を目覚めさせるのに、梅干しが効果的だからです。
食欲がないということは、胃が疲れている、あるいは胃液の分泌が減って消化能力が落ちているということです。そこで、梅干しを食べると胃液の分泌が促され、胃を元気づけてくれるというわけなのです。

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