でんぷんはブドウ糖が3個以上結合した多糖類で、穀類やイモ類に多く含まれている成分です。
でんぷんの栄養効果として、エネルギー生成、食欲増進、リラックス効果、整腸作用などが期待できます。
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でんぷんの効能
でんぷんは炭水化物の仲間になります。人間の活動のために必要なエネルギーの源となるのが炭水化物・タンパク質・脂質の3つで、この3つからバランスよくエネルギーを摂ることが健康な体を維持するための基本となります。そのため、でんぷんは人間の活動になくてはならない栄養素といえます。
また、砂糖はブドウ糖と果糖という単糖類が結合した2糖類ですが、単糖類や2糖類は消化が速く急激に血糖値を高めるのに対し、穀類やイモ類に含まれるでんぷんは消化が穏やかで膵臓に負担をかけないため、より健康的と考えられています。
そのほか、でんぷんには食欲増進作用、リラックス効果、整腸作用もあるといわれています。
ただし、炭水化物は消化吸収されて血糖となります。血糖をうまく調整できない糖尿病の人は、高血糖や低血糖となってさまざまな症状を起こしてしまうため、摂取のしかたには注意が必要です。
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