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クマザサの効能 効果と注意点

クマザサは、幅広い薬効に加えてピロリ菌消滅作用も発見されています。

クマザサが良く効くのは、胃痛、高血圧、免疫力の強化、骨粗しよう症予防、ガン予防、胃潰瘍や十二指腸潰瘍の予防、などに効き目があるとされています。

クマザサの効能

クマザサは、中国でも明の時代から民間薬としてよく知られ、日本古来でも万能薬として使用されていました。秋から冬にかけて葉のふちが枯れ、白い隈取りができるので「隈笹」と名付けられたのが由来です。
熊笹
笹団子、ちまき、笹寿司など日本料理にも多く利用されてきましたが、これは、風味の向上以外に、クマザサに含まれるバンフォリンという成分に防腐効果があるためで、免疫力の向上にも役立つとも言われています。

クマザサには、多数のミネラル・ビタミンB群・ビタミンC・ビタミンK・フラボノイド・葉緑素・必須アミノ酸・植物繊維など、各種有効成分がバランス良く豊富に含まれています。

クロロフィルも多く含まれ、コレステロールや血圧を下げたり、貧血改善、整腸作用、抗ガン作用など多くの効用があるとされています。また、健康食品としてだけでなく、皮膚病や切り傷など外用薬としての役目もあります。

クマザサは、冬眠をする熊の冬の食料としても効果を発揮しており、クマザサを食べることで越冬能力をつけ、繁殖力を旺盛にしていると言われています。冬眠中の体力はもちろん、冬眠中に排便を行わないために腸や血液が老廃物で汚れるのを、クマザサが解毒するとも考えられています。

その他、止血作用、骨の強化などの効能があるとされ、サプリメントやお茶で親しまれている他、クマザサ石鹸やクマザサ歯磨き粉などのような形で、数多く商品化されています。

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クマザサは万能民間薬

クマザサは日本全国の高山に自生するイネ科の植物です。葉の輪郭に沿って白い隈取りがあります。草丈はよく伸びても1mぐらいです。葉の柔らかいものは、昔からちまき、笹もち、笹ずしなどの包み材料などとして利用されました。民間薬として広く利用されており、昔は皮膚病や胃の治療にも使われていました。

民間薬としては、高山に自生する葉が厚くて硬いものが上物とされています。漢方ではジャクと呼ばれ、老化防止薬として使われています。真冬の寒中、雪中にも葉は鮮やかな緑色をしている事でも広く愛されています。

クマザサの成分

葉緑素
強力な抗酸化作用と抗菌効果があり口臭対策成分としてガムなどにも配合されています。コレステロールや老廃物を吸着して体外に排出します。またヘモグロビンをサポートして酸素を体の隅々まで運びます。そのため、貧血の予防効果もあります。
バンフォリン
クマザサ多糖体といわれるもので防腐効果、抗菌効果などがあります。細胞膜を強化、再生し、細胞自体も強化します。美肌、美髪、潰瘍修復の効果の他、抗腫瘍作用があるため抗ガン効果が期待されます。
安息香酸
防腐効果があります。
カルシウム
骨や歯の成分になるほかにも筋肉の収縮や気分を鎮静化する効果があります。
リグニン
難消化の食物繊維なので腸内の老廃物を排出します。肥満防止に役立ちます。
ビタミンC
強力な抗酸化作用があります。
ビタミンK
血液を凝固させます。
ビタミンB群
抗酸化作用など

クマザサの最も大きな効果は防腐抗菌で、この作用があるために携帯食を包むのに利用されてきました。

また、風邪の初期症状や胃腸炎などにも効果があります。抗酸化作用が強いので、疲労回復効果や老化防止などにも効果が期待できます。

クマザサには抗菌作用と血液凝固作用の両方があるので、小さな傷の化膿止めなどの効果があります。ただし、自生しているクマザサの表面にはどのような菌や有害物質が付着しているかわかりません。生のまま傷に張り付けたり噛んだりするのは危険です。

クマザサ摂取方法

  • 青汁は、クマザサを粉末にしたものなのでクマザサの栄養成分をまるごと摂取できます。特に便秘改善効果を期待する人には食物繊維が有効に作用します。
  • クマザサエキスはクマザサから抽出したエキスを水に溶かしたものです。クマザサ抽出物の濃度で価格が大きく変わります。
  • クマザサ茶はクマザサを乾燥させたものをお茶として飲む方法で、クマザサの成分をお茶の中に抽出します。
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クマザサの栄養効果

クマザサから抽出されたエキスには、体内で合成されないため外部から食事などで必ず摂取しなければならない必須アミノ酸が9種類ありますが、その内の8種類を含んでいます。

また、抗酸化作用のある葉緑素、細胞膜を保護している物質の修復を行う作用のある多糖体のアラビノキシランも含まれています。その他にも、多種類のビタミン(ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、ビタミンK)を含む他、カルシウム、トリテルペノイド、バンフォリン、アンソツコウ酸、リグニンなどを含み、免疫力アップ、抗菌、殺菌、防腐作用に優れています。

日本では、笹だんご、ちまき、笹寿司など笹で食品を包むことが昔から行われて来ています。
その理由の一つは、クマザサに含まれているバンフォリンに防腐効果があり食品を長持ちさせることができるからです。

クマザサの効能としては、抗酸化作用、免疫力アップ、抗菌、殺菌、防腐作用以外にも、造血作用、血液浄化作用、血管強化作用、高血圧予防効果、細胞活性化作用、がん予防効果、糖尿病予防効果などがあります。

また、葉緑素によって新陳代謝が促進され、アラビノキシランによって皮膚細胞が健全になって美肌効果も期待できます。葉緑素には、脱臭効果もあるので、口臭・体臭予防効果も期待できます。

ピロリ菌効果が期待されるクマザサ まとめ

葉の緑が白くなるために「隈(くま)笹」と書かれたり、冬眠から覚めた熊が体力の回復をはかるために食べることから「クマ笹」とも表されるクマザサは、東北地方では胃病、糖尿病、高血圧、喘息、風邪などの薬とされ、古くから民間療法に利用されてきました。

クマザサの薬効は、葉に含まれる葉緑素や笹多糖体によるところが大きいといわれています。葉緑素はコレステロール値や血圧の低下、貧血改善など多くの作用をもっています。クマザサの笹多糖体には人体に不足しがちなグルコース、マンノース、アラビノースといった栄養素が豊富に含まれており、細胞膜の強化作用が認められています。

クマザサの葉には血液を固めるのに必要なプロトロンビンを増やすビタミンKが多く含まれており、これがカルシウムの溶出を防いで骨を丈夫にするので、骨粗しょう症の予防にも役立ちます。

2つの理由から、制ガン作用も期待されています。その1つは葉に含まれるリグニンという物質によるものです。クマザサの動物実験では、ガン細胞の抑制が認められています。もう1つはササの防腐作用をつかさどるパンフォリンという多糖類によるものです。人の免疫カアップにも貢献し、ガンの増殖を抑えることがわかっています。

2001年9月の「国際ピロリ菌学会」では、特別な抽出法で採り出したクマザサエキスにピロリ菌を死滅させる作用があることが発表され、世界的な注目を集めました。ピロリ菌は慢性胃炎や胃潰瘍・十二指腸潰瘍の発症と大きく関わっていることがわかっている菌です。日本では40歳以上の7割以上がピロリ菌感染者とされているだけに、クマザサの研究成果が待たれるところです。

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