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牛脂の栄養とおすすめレシピ、食品成分表

牛脂には、オレイン酸やステアリン酸、パルミチン酸が多く含まれています。
その栄養効果として、抗酸化作用、胃もたれ・胸やけ防止、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の予防・改善、コレステロール値低下効果などが期待できます。

牛脂の効能

牛脂は牛の脂肪を使って作った半固形の動物性油脂で、ヘットとも呼ばれます。調理の際に油と同じ使い方ができ、使用することでコクをプラスすることができます。すき焼きや焼肉などで利用されることが多く、スーパーなどでは無料で提供されています。

ステーキやカツレツの調理に使うと、独特のうま味と風味が生まれます。また、食用以外では石鹸・蝋燭・研磨剤などの材料としても利用されています。

牛脂の主要成分はオレイン酸・ステアリン酸・パルミチン酸で、強い抗酸化作用があるほか、胃もたれ・胸やけの防止、胃潰瘍・十二指腸潰瘍の予防・改善、コレステロール値低下などの効果が期待できます。また、ミリスチン酸やリノール酸も少量含まれています。

ただし、牛脂は飽和脂肪酸が多く含まれているため、摂りすぎには注意が必要です。生活習慣病予防のためにも、「飽和脂肪酸:不飽和脂肪酸=1:1.5〜2」の割合を心がけて摂取しましょう。

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牛脂の人気&簡単レシピ

牛脂は、ケンネ脂やヘットともいいます。日本食品標準成分表では牛脂、Wikipediaではヘットという名称が採用されています。

本来は牛の脂を精製した食用油脂のことですが、スーパーなどでは牛の脂身そのものを指して「牛脂」と呼ばれています。これは、精製された食用油脂としての牛脂(ヘット)ではなく、専門用語で「ケンネ」と呼ばれる部位です。多くのスーパーや肉の専門店で、すき焼きやステーキの肉を買う人に、牛の脂身をカットしたもの(ケンネ)が無料で提供されています。

牛脂(ヘット)は、体内でコレステロールや中性脂肪を増やす飽和脂肪酸を多く含むので、摂り過ぎには注意が必要です。常温では白色の固体で、融点の温度が高く、口の中でも溶けにくい性質があります。冷めると風味が落ちるので、冷たい料理には不向きです。

高級牛肉の脂には、常温でも溶け出すものもあるようです。
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松阪牛の旨さの秘訣は脂にあり、しつこくなく、香りもよく甘味があるとされています。松阪牛の牛脂をハンバーグ、鉄板焼き、炒め物などと一緒に使用するだけで、今までと違ったプロの味わいが楽しめるそうです。

●牛肉を牛脂(ヘット)で焼いてから甘辛醤油ダレで煮る絶品他人丼のレシピを紹介しておきます。

●牛肉を使わず、牛脂でなんちゃってテールスープを作ることもできます。

●すき焼きの油には、牛脂を使うのがおすすめです。

●フライパンで焼くステーキにも。安いお肉でも牛脂を使うと風味が移りおいしくなります。

●牛脂を使うことで、四日市名物のトンテキの味が再現できます。

●ハンバーグに、刻んだ牛脂を加えると、肉汁たっぷりジューシーハンバーグに!

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牛脂の栄養成分表

出典:日本食品標準成分表2015年版(七訂)に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版(七訂)について:文部科学省のページを参照してください。

牛脂(ヘット、ケンネ脂)の食品成分部分をクリックすると開閉します。

牛脂の成分表 可食部100g当たり
[ 成分表 ] 単位: /100g
エネルギー 940kcal
水分 Tr
たんぱく質 0.2g
アミノ酸組成によるたんぱく質
脂質 99.8g
トリアシルグリセロール当量 93.8g
飽和脂肪酸 41.05g
一価不飽和脂肪酸 45.01g
多価不飽和脂肪酸 3.61g
コレステロール 100mg
炭水化物 0g
利用可能炭水化物(単糖当量)
水溶性食物繊維 0g
不溶性食物繊維 0g
< 食物繊維総量 > 0g
灰分 0g
ナトリウム 1mg
カリウム 1mg
カルシウム Tr
マグネシウム 0mg
リン 1mg
0.1mg
亜鉛 Tr
Tr
マンガン
ヨウ素
セレン
クロム
モリブデン
ビタミンA(レチノール) 85μg
ビタミンA(α-カロテン)
ビタミンA(β-カロテン)
ビタミンA(β-クリプトキサンチン)
ビタミンA(β-カロテン当量) 0μg
ビタミンA(レチノール活性当量) 85μg
ビタミンB1 0mg
ビタミンB2 0mg
ナイアシン(ビタミンB3) 0mg
ビタミンB6
ビタミンB12
葉酸(ビタミンB9)
パントテン酸(ビタミンB5)
ビオチン(ビタミンB7)
ビタミンC 0mg
ビタミンD 0μg
ビタミンE(α-トコフェロール) 0.6mg
ビタミンE(β-トコフェロール) Tr
ビタミンE(γ-トコフェロール) 0.1mg
ビタミンE(δ-トコフェロール) 0.6mg
ビタミンK 26μg
食塩相当量 0g
アルコール
硝酸イオン
テオブロミン
カフェイン
タンニン
ポリフェノール
酢酸
調理油
有機酸
重量変化率
廃棄率 0%
 () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<備考>
試料: いり取りしたもの
別名: ヘット、ケンネ脂 
牛脂の脂肪酸成分表(1) 可食部100g当たり
脂肪酸成分表(1) 単位: /100g
水分 Tr
脂質 99.8g
トリアシルグリセロール当量 93.8g
脂肪酸総量 89.67g
飽和脂肪酸 41.05g
一価不飽和脂肪酸 45.01g
多価不飽和脂肪酸 3.61g
n-3系多価不飽和脂肪酸 0.17g
n-6系多価不飽和脂肪酸 3.44g
(4:0) 酪酸 0mg
(6:0) ヘキサン酸 0mg
(7:0) ヘプタン酸
(8:0) オクタン酸 0mg
(10:0) デカン酸 0mg
(12:0) ラウリン酸 75mg
(13:0) トリデカン酸
(14:0) ミリスチン酸 2200mg
(15:0) ペンタデカン酸 300mg
(15:0) ant ペンタデカン酸 0mg
(16:0) パルミチン酸 23000mg
(16:0) iso パルミチン酸 0mg
(17:0) ヘプタデカン酸 840mg
(17:0) ant ヘプタデカン酸 0mg
(18:0) ステアリン酸 14000mg
(20:0) アラキジン酸 130mg
(22:0) ベヘン酸 0mg
(24:0) リグノセリン酸 0mg
(10:1) デセン酸 0mg
(14:1) ミリストレイン酸 600mg
(15:1) ペンタデセン酸 0mg
(16:1) パルミトレイン酸 2700mg
(17:1) ヘプタデセン酸 580mg
(18:1) <計> 41000mg
(18:1) n-9 オレイン酸
(18:1) n-7 シス-バクセン酸
(20:1) イコセン酸 380mg
(22:1) ドコセン酸 0mg
(24:1) テトラコセン酸 0mg
(16:2) ヘキサデカジエン酸 0mg
(16:3) ヘキサデカトリエン酸 0mg
(16:4) ヘキサデカテトラエン酸 0mg
(17:2) ヘプタデカジエン酸
(18:2) オクタデカジエン酸
(18:2) n-6 リノール酸 3300mg
(18:3) オクタデカトリエン酸
(18:3) n-3 α‐リノレン酸 170mg
(18:3) n-6 γ‐リノレン酸 0mg
(18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 0mg
(20:2) n-6 イコサジエン酸 69mg
(20:3) n-6 イコサトリエン酸 56mg
(20:4) n-3 イコサテトラエン酸 0mg
(20:4) n-6 アラキドン酸 0mg
(20:5) n-3 イコサペンタエン酸 0mg
(21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 0mg
(22:2) ドコサジエン酸 0mg
(22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 0mg
(22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 0mg
(22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 0mg
(22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 0mg
未同定脂肪酸
 () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
試料: いり取りしたもの
別名: ヘット、ケンネ脂 
牛脂の脂肪酸成分表(2) 脂肪酸100g当たりの脂肪酸組成表
脂肪酸成分表(2) 単位: g/100g 脂肪酸総量
脂肪酸総量 899
飽和脂肪酸 411
一価不飽和脂肪酸 451
多価不飽和脂肪酸 36
n-3系多価不飽和脂肪酸 2
n-6系多価不飽和脂肪酸 34
(4:0) 酪酸 0
(6:0) ヘキサン酸 0
(7:0) ヘプタン酸
(8:0) オクタン酸 0
(10:0) デカン酸 0
(12:0) ラウリン酸 0.1
(13:0) トリデカン酸
(14:0) ミリスチン酸 2.5
(15:0) ペンタデカン酸 0.3
(15:0) ant ペンタデカン酸 0
(16:0) パルミチン酸 26.1
(16:0) iso パルミチン酸 0
(17:0) ヘプタデカン酸 0.9
(17:0) ant ヘプタデカン酸 0
(18:0) ステアリン酸 15.7
(20:0) アラキジン酸 0.1
(22:0) ベヘン酸 0
(24:0) リグノセリン酸 0
(10:1) デセン酸 0
(14:1) ミリストレイン酸 0.7
(15:1) ペンタデセン酸 0
(16:1) パルミトレイン酸 3.0
(17:1) ヘプタデセン酸 0.7
(18:1) <計> 45.5
(18:1) n-9 オレイン酸
(18:1) n-7 シス-バクセン酸
(20:1) イコセン酸 0.4
(22:1) ドコセン酸 0
(24:1) テトラコセン酸 0
(16:2) ヘキサデカジエン酸 0
(16:3) ヘキサデカトリエン酸 0
(16:4) ヘキサデカテトラエン酸 0
(17:2) ヘプタデカジエン酸
(18:2) オクタデカジエン酸
(18:2) n-6リノール酸 3.7
(18:3) オクタデカトリエン酸
(18:3) n-3 α‐リノレン酸 0.2
(18:3) n-6 γ‐リノレン酸 0
(18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 0
(20:2) n-6 イコサジエン酸 0.1
(20:3) n-6 イコサトリエン酸 0.1
(20:4) n-3 イコサテトラエン酸 0
(20:4) n-6 アラキドン酸 0
(20:5) n-3 イコサペンタエン酸 0
(21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 0
(22:2) ドコサジエン酸 0
(22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 0
(22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 0
(22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 0
(22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 0
未同定脂肪酸
 () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
試料: いり取りしたもの
別名: ヘット、ケンネ脂 
牛脂の脂肪酸成分表(3) 脂質1g当たり
脂肪酸成分表(3) 単位: mg/g 脂質
脂肪酸総量 899
飽和脂肪酸 411
一価不飽和脂肪酸 451
多価不飽和脂肪酸 36
n-3系多価不飽和脂肪酸 2
n-6系多価不飽和脂肪酸 34
(4:0) 酪酸 0
(6:0) ヘキサン酸 0
(7:0) ヘプタン酸
(8:0) オクタン酸 0
(10:0) デカン酸 0
(12:0) ラウリン酸 1
(13:0) トリデカン酸
(14:0) ミリスチン酸 22
(15:0) ペンタデカン酸 3
(15:0) ant ペンタデカン酸 0
(16:0) パルミチン酸 234
(16:0) iso パルミチン酸 0
(17:0) ヘプタデカン酸 8
(17:0) ant ヘプタデカン酸 0
(18:0) ステアリン酸 141
(20:0) アラキジン酸 1
(22:0) ベヘン酸 0
(24:0) リグノセリン酸 0
(10:1) デセン酸 0
(14:1) ミリストレイン酸 6
(15:1) ペンタデセン酸 0
(16:1) パルミトレイン酸 27
(17:1) ヘプタデセン酸 6
(18:1) <計> 409
(18:1) n-9 オレイン酸
(18:1) n-7 シス-バクセン酸
(20:1) イコセン酸 4
(22:1) ドコセン酸 0
(24:1) テトラコセン酸 0
(16:2) ヘキサデカジエン酸 0
(16:3) ヘキサデカトリエン酸 0
(16:4) ヘキサデカテトラエン酸 0
(17:2) ヘプタデカジエン酸
(18:2) オクタデカジエン酸
(18:2) n-6 リノール酸 33
(18:3) オクタデカトリエン酸
(18:3) n-3 α‐リノレン酸 2
(18:3) n-6 γ‐リノレン酸 0
(18:4) n-3 オクタデカテトラエン酸 0
(20:2) n-6 イコサジエン酸 1
(20:3) n-6 イコサトリエン酸 1
(20:4) n-3 イコサテトラエン酸 0
(20:4) n-6 アラキドン酸 0
(20:5) n-3 イコサペンタエン酸 0
(21:5) n-3 ヘンイコサペンタエン酸 0
(22:2) ドコサジエン酸 0
(22:4) n-6 ドコサテトラエン酸 0
(22:5) n-3 ドコサペンタエン酸 0
(22:5) n-6 ドコサペンタエン酸 0
(22:6) n-3 ドコサヘキサエン酸 0
未同定脂肪酸
 () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
<注意>
脂肪酸成分名称の左の ( : ) は数値表現の略号
<備考>
試料: いり取りしたもの
別名: ヘット、ケンネ脂   
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