大根の漬物には、食物繊維やナトリウム、鉄、亜鉛が含まれています。
大根の漬物の効能
大根の漬物には、主に次のような種類があります。
ぬか漬け
いぶりがっこ
秋田県の名産で、囲炉裏の上にダイコンを吊るして干し、ススで茶色になったものをぬか漬けにしたもの。
たくあん漬け
禅僧の沢庵が作り出したといわれる漬物で、干したダイコンを米ぬかと塩を混ぜた漬け床に漬けたもの。
べったら漬け
ダイコンなた割漬け
秋田県の名産で、なたで割り裂いたダイコンを漬け込んだもの。
味噌漬け
金婚漬け
岩手県の名産で、シロウリの種をくりぬき、ダイコンやニンジン、ゴボウなどをコンブで巻いて詰め、味噌床に長く漬け込んだもの。醤油漬けもある。
やたら漬け
山形県の名産で、ダイコン・ニンジン・ゴボウなど多種類の野菜の味噌漬け。
養肝漬け
三重県の名産で、シロウリの中にウリ・ナス・キュウリ・ダイコン・シソの実などを詰めて味噌漬けにしたもの。
これらの漬物に共通して豊富に含まれている栄養素には、食物繊維・ナトリウム・鉄・亜鉛などがあります。
食物繊維は腸内の善玉菌の繁殖を活性化し、便の量を増やして腸内環境を整えるほか、コレステロールを排出して動脈硬化・糖尿病などの生活習慣病やがんを予防します。
鉄は貧血改善、亜鉛は味覚機能の維持・改善にそれぞれ役立ちます。
また、ダイコンに含まれるアミラーゼやジアスターゼなどの消化酵素が消化を促進して胸やけ・胃もたれを防いだり二日酔いを緩和したりするほか、辛味成分のメチルメルカプタンが血栓防止や解毒に役立ちます。葉に含まれるβ-カロテンやビタミンCは免疫力を高め、カルシウムは骨の強化やイライラ解消に有効です。
大根の漬物の人気＆簡単レシピ
合わせて置くだけの大根漬物
大根から水が出るので、漬ける容器は大きめのものを。漬け汁を利用して、第二弾を漬けることもできますよ。他の野菜と一緒に漬けても色移りしないようなので、キュウリや人参などを合わせると彩りもキレイ。
サラダ感覚の大根漬物
タレに浸す前に塩もみで水分を出す、手でしっかりもんで大根を柔らかくする、この二点がポイント。塩もみで塩味が強かったら、さっと水で流してから水分を飛ばしましょう。
ピリ辛きゅうり＆大根の浅漬け
水分をよく切った野菜と混ぜ合わせた調味料をタッパなどの容器に入れ、冷蔵庫で1〜2時間冷やすだけ。簡単に中華料理屋さんの味を再現できますよ。
胡麻香る大根の漬物
1日放置したままでも大丈夫。薄味ですが、もんだ直後でも美味しく食べれます。甘い大根の漬物に飽きたとき、ぜひお試しください。
タッパーで作る簡単な大根の漬物
おばあちゃんに教えてもらったレシピ。やみつきになる味ですよ。2〜3日置くと美味しさアップ！他のお野菜でもおいしくできるようなのでお好きな具材で♪
