食の知識&健康

野菜の栄養と風味をムダにしない食べ方

野菜に含まれる栄養素は、健康な体づくりには欠かせないものです。
野菜いろいろ
それぞれの野菜が持つ「体にいいもの」を最大限に引き出して体内に吸収するためには、どんな工夫をしたらよいのでしょうか?

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春菊

春菊のカロテンの多さは群を抜いており、ビタミンC・カルシウム・カリウム・鉄も豊富です。
造血作用があるため、貧血気味の人には特におすすめ。あさりなどの貝類と一緒に卵でとじると、鉄とタンパク質が増してさらに効果的です。
また、食物繊維も多いため、整腸作用の点でも役立つ野菜の一つです。
生で食べても美味ですが、ゆでたほうが体内でのカロテン吸収率が上がります。ただし、香りも身上ですから、ゆですぎには注意しましょう。

にんじん

カロテンの語源になっているほど、その含有量は群を抜く多さです。カロテンは体内でビタミンAに変わりますが、その1日の必要量はにんじん50gで摂取できます。そのほか、ビタミンB2・C、葉酸なども豊富です。
また、抗酸化作用によりガン予防、皮膚・粘膜の保護、風邪予防、高血圧、冷え性、疲労回復に効果があります。
カロテンは皮に多く含まれているので、皮ごと使うのが望ましいのですが、加熱により黒ずむので、必要に応じてむいて利用しましょう。カロテンは油と一緒に摂ると吸収がよくなります。
ただし、ビタミンC破壊酵素アスコルビナーゼを含むため、ビタミンCの多い野菜と調理するときは、ゆでたり酢を加えたりしましょう。

ごぼう

成分の8割が水分でビタミン類もわずかですが、それを補って余りあるのが食物繊維の効用です。食物繊維は体内に吸収されませんが、腸内で乳酸菌の活動を促進させて整腸作用を助け、コレステロールを調整する重要な物質です。
特有のシャキシャキとした歯ざわりはイヌリンという食物繊維によるもので、これには腎機能を高める作用があります。また、精力増強に役立つアルギニンも含んでいます。
うま味と香りは皮に集中しているので、泥つきのものを選び、タワシなどで洗うか、包丁の背で皮表面だけをこそげ落とすだけにしましょう。長時間水にさらすとうま味も香りも抜けてしまうので要注意ですが、最近では品種改良が進み、アク抜きをしなくてもいいものがあります。

じゃがいも

エネルギー源であるデンプン質が多い野菜です。
また、ナトリウムを排出させるカリウムも多いので、塩分摂取量の多い人はたくさん食べたい食材の一つです。
ビタミンB群・Cの含有量も多く、特にじゃがいものビタミンCはデンプンで囲まれているため熱に強く、調理しても壊れにくいのが特長です。
光に当てると、芽に含まれる有毒物質がさらに生成されるので、室内の明るい場所を避け、風通しのよい冷暗所で紙袋や新聞紙に包んで保存します。
ただし、新じゃがは水分が多いので長期保存は避けましょう。

野菜は女性の体調管理にも不可欠

野菜の栄養は、女性ならではの体調の変化にも力を発揮してくれるスグレモノです。最近なんだか体調がよくないと感じる方には、まずこのように野菜の調理法や保存方法から意識して変えてみるのもおすすめです。

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