体質改善は最も身近な食事で行うのがいちばんです。今回は、女性に多い悩みの一つ、冷え性の改善に役立つ食事のコツをご紹介します。
夏野菜より冬野菜を食べる
大根・にんじん・白菜・キャベツ・ごぼう・えのき・ほうれん草などの、冬場に収穫される野菜には、体を温める栄養が多く含まれています。
逆に、夏場に収穫される野菜には体を冷やす効果があるので、摂りすぎないように注意しましょう。
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色の黒い食品を摂る
黒豆・黒ごま・黒酢・黒砂糖などの黒い食材は体を温めるといわれています。白砂糖の代わりに黒砂糖を使ってみるなど、色の濃い食品を意識して選ぶようにしましょう。
すりおろしショウガは冷えのもと!
体を温める食品といえばショウガですが、すりおろした生のショウガは逆に体を冷やします。生のショウガではなく、乾燥ショウガや蒸しショウガを摂りましょう。
生野菜を食べる際のコツ
温かい食事といっても、煮物などは野菜に火を入れる手間がかかるため、時間がないときには生野菜がおすすめなのですが、食べ方にコツがあります。
- 常温で食べる
- 季節の野菜を選ぶ
- よく噛んで食べる
生野菜の効果で血液がサラサラになれば、手足にも血が通いやすくなり、自分の力で体を温めることができるようになっていきます。
一日三食をあえてやめてみる
健康の基本となるのが一日三回の食事ですが、消化のために一日中働き続ける内臓にばかり血液がめぐり、手足にまでめぐりにくくなるという欠点もあります。
手足の冷えで寝付けないという人は、日中の12:00〜20:00の間で食事を摂り、あとの時間は内臓を休ませるようにすると、特に効果的です。
冬だけでなく常に意識して
毎年冬になると冷え性に悩まされるという人は、冬以外の季節にもこれらのことを意識して行い、日頃から抵抗力を高めておきましょう。