カルシウムを多く含む食品として有名なのが、牛乳などの乳製品。しかし、乳製品は乳脂肪を多く含んでいるため、動脈硬化などの生活習慣病を招く可能性があります。なるべくなら、血液サラサラ効果のある食材からカルシウムを摂るよう心がけましょう。
乳製品だけじゃない!カルシウムが豊富な食品あれこれ
乳製品以外でカルシウムを多く含んでいる食品には、次のようなものがあります。
がんもどき・生揚げ・高野豆腐・木綿豆腐・アユ・ワカサギ・サバ水煮缶・ほっけ(開き)・乾燥ひじき・乾燥わかめ・切干大根・モロヘイヤ・大根の葉・つまみ菜・水菜・かぶの葉・小松菜
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一緒に摂りたい栄養素
また、カルシウムを単体で摂るより、体内への吸収や骨への沈着などを助ける栄養素とあわせて摂るほうが、より強い骨をつくることができます。
吸収を高めるビタミンD
カルシウムは、ビタミンDによって吸収が高まります。
ビタミンDは、きくらげ、紅鮭・サーモン、干ししいたけ、さんまなどに多く含まれています。
沈着しやすくするビタミンK
カルシウムは、ビタミンKによって骨に沈着されやすくなります。
ビタミンKは、納豆、モロヘイヤ、春菊、かぶの葉、小松菜、ほうれん草、ニラ、サニーレタスなどに多く含まれています。
カルシウムの調整を司るマグネシウム
マグネシウムは、体内でカルシウムが不足したときに必要に応じて調整する役割を果たします。
油揚げ、ゆで大豆、あさり、納豆、がんもどき、ほっき貝、生牡蠣、玄米などに多く含まれています。
意識して毎日の食卓に
強い骨づくりは健康の基本中の基本となるものです。カルシウムだけでなく、その働きを助ける栄養素も意識して、毎日の食事に取り入れていきましょう。