カジキには、ビタミンB6やナイアシン、パントテン酸、カリウム、リン、EPA/DHAが含まれています。
カジキの効能
カジキの仲間は、インド洋・太平洋・大西洋など限られた海域に生息するマカジキ科と、世界の海洋に分布するメカジキ科に分けられますが、いずれも船板を突き通すほど凶暴なことから「梶木通し」といわれ、これが名前の由来となったとされています。日本周辺の漁場は三陸沖や伊豆諸島などです。
一般に流通しているメカジキの肉はやわらかな白身で脂肪が多く、寿司種や刺身、照焼きなどにすると美味といわれています。オーストラリアや欧米では人気の魚で、ステーキやマリネなどに利用されます。
カジキはビタミンB6やナイアシン、パントテン酸、カリウム、リン、EPA/DHAを多く含んでいるため、肌荒れ・口内炎の改善、髪・皮膚の健康維持、骨・歯の強化、血行促進止、脳の活性化、認知症改善に効果を発揮します。
EPAとDHAはエイコサペンタン酸とドコサヘキサエン酸のことで、これらはオメガ3脂肪酸とも呼ばれ、その効能が注目されている栄養素です。
切り身を選ぶ際は、マカジキは鮮やかな赤色で黒ずんでいないもの、メカジキは淡いピンク色のもので、ともにドリップが少なく、身にハリのあるものがよいとされています。
買った日に食べない場合は、みりんに醤油少々を合わせた汁に漬けて冷蔵庫で保存すれば、翌日まで十分もちます。
カジキの人気&簡単レシピ
カジキまぐろステーキ
下味を付けたかじきは焦げやすいので、焼くときは弱めの中火で。 かじきを漬け込む時間がない場合は、●の調味料(ニンニク入りで)にさっとくぐらしてから、次へ進んでください。調味料の分量はお好みで。
カジキの煮つけ
薄力粉をまぶすと煮汁が絡みやすくなりますが、面倒な方は省いても大丈夫です。煮過ぎると身が硬くなるので、弱火で10分くらいを目安にしてください。
メカジキのバター照り焼き
ソテーした旨みとバターを、タレにたっぷり絡ませて♪キャベツやレタスを添えると、タレと相性がよくてサッパリいただけます。
メカジキの香味ダレ
片栗粉を薄くつけ、カリッと焼き上げると美味しいです。香味ダレを熱々のところにかけてどうぞ♪
メカジキのチーズピカタ
粉チーズとマヨネーズが入っているので、ご飯にぴったりなしっかり味♪鱈、鮭、からすがれいなどでも美味しくできます。