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終末期の延命治療 胃ろうへの誤解

終末期の延命治療はしないで自然死で最期を迎えたいという人が増加しています。
そして、延命治療法の一つである胃ろうをしたくないという考えを持っている人も増えてきており、また本人だけでなく家族からも反対の声が多く出ると言われています。

しかし、胃ろうに関しては決して回復しない人に無理に行って延命させるだけではなく、回復して、また、口から食べられるようになることもあるため安易に胃ろうを止めることを危惧する医師が多くいます。しかも胃ろうは点滴や鼻からのチューブを通して栄養補給するより身体に負担が少なくて済みます。

日本静脈経腸栄養学会が示すガイドラインでは、腸から栄養を吸収できる場合で口から食べられない場合は、栄養補給期間が4週間未満なら経鼻胃管(鼻腔チューブ)で4週間以上なら胃ろうが良いとしています。
腸の機能が衰えていれば、血管から点滴で栄養を入れるとしています。鼻からや点滴を腕、足の静脈からの点滴は患者が不快感で管を抜く為、患者は拘束されたりします。しかし、今、逆に胃ろうをした方が良いのに拒否されて、患者に負担の大きい鼻や点滴にして欲しいという要望がここ1〜2年目立つようになったとして医療側が困惑していると言います。

胃ろうのイメージが延命治療で、鼻や点滴はそうではないという受け取られ方になっているのです。
つまり、終末期の医療として行う胃ろうではなくても、胃ろう=終末期医療法で断るという短絡的な思考が増加しています。従って、胃ろうに関しては医師の話を良く聞いた上で判断することが必要です。

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(最終更新:2015年2月18日)
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