クエン酸は人体の中に存在する重要な有機酸の一つで、エネルギー補給に欠かせない物質です。肩こり・筋肉痛の改善から食欲増進、利尿作用まで幅広い効果が期待されます。

オリゴ糖は、砂糖に代わる低エネルギー甘味料として幅広く利用されています。砂糖に比べて甘味は弱いのですが、血糖値や中性脂肪値を上昇させにくくする効果があり、糖尿病患者の治療食としても活用されています。

脂肪燃焼や冷えとりなど、女性にうれしい効果が期待されることで注目のカプサイシン。一時期若い女性たちの間で「マイ唐辛子」を持ち歩くことが流行りましたが、実は摂りすぎるのも体によくありません。

タバコの成分はとにかく有害物質のオンパレード。タバコは現在日本で流通している嗜好品の中では異色としか言いようがないほどに有害物質が多いのです。

ルチンは、そばやアスパラガスの穂先、柑橘類などに含まれるポリフェノールの一種で、ビタミンPとも呼ばれるビタミン様物質です。ビタミンと似た働きがありますが、欠乏症はありません。

もやしは、ビタミンＣ・Ｂ群、アスパラギン酸、カリウム、カルシウム、鉄、食物繊維、GABA（γ―アミノ酪酸）、アミラーゼなどを含んでいます。もやしは、茎が太くしっかりしていて、白くツヤがあるもの（茎やひげ根が変色していないもの）を選びましょう。真空パックされているもやしは、袋入りよりも長持ちします。

ナトリウムというと、高血圧との関連から摂りすぎの害ばかりが語られがち。でも、体にとっては不可欠なミネラルで、ナトリウムの供給源である塩分も、昔は生命維持に欠かせない貴重なものだったのです。

キャベツには、ビタミンCやビタミンU（キャベジン）、ビタミンK、ジアスターゼ、カルシウムなどが含まれています。栄養価的には、キャベツを生で食べるのが一番です。ビタミンCや抗潰瘍成分は、熱に弱く水に溶けやすい成分です。ホウ素も熱に弱い成分です。煮込んだりした場合は、スープも飲むようにすると、溶け出た有効成分を無駄なく摂れ...

カリウムには、ナトリウムの排泄を促進する働きもあります。ナトリウムの影響で血圧が上昇していると考えられる場合は、カリウムの摂取によって血圧を下げることが期待できます。

食べなければダイエットできると安易に考えがちですが、それでは必要な栄養素が不足して体を壊してしまいますし、リバウンドする可能性も高くなります。「食べてやせる」を実現するには、低カロリー食の選び方がカギになります。

マグネシウムは、体内のミネラルバランスのコントロール役として、重要な役割を果たしています。成人の体内に25gほど存在しているうちの約60〜65％は骨に含まれ、カルシウムやリンとともに、歯や骨を丈夫に保つために役立っています。

意外にも、鉄は成人の体内にわずか3〜4gしか存在していません。しかし、生命を維持するための重要な役割を担っています。