手軽でおいしいのがカップ焼きそばのいいところ。しかし、栄養の偏りが気になるという人には、身近な食材をプラスして少しでも栄養バランスを整えることをおすすめします。

一般的に「体に悪い」という印象が強いカップラーメン。確かに体によいとはいいがたい部分もありますが、工夫や心がけ次第では栄養バランスの良い食べ物に変えることができるのです。

インスタントラーメンには、炭水化物の他、ナトリウムやカリウムなどが含まれています。インスタントラーメンの栄養効果は、エネルギー補給などです。

沖縄そばには、炭水化物やビタミンB群、ナトリウム、カリウムなどが含まれています。沖縄そばの栄養効果は、エネルギー代謝促進、疲労や目の疲れの改善などです。

ラーメン（中華そば）には、手軽で安価、しかもおいしいというメリットがあるのと同時に、塩分が多く野菜が少ないなどのデメリットもあります。健康が気になる人は、食べ方に工夫をこらしてみましょう。

そうめん・ひやむぎには、炭水化物の他に、ビタミンB群やカルシウムなどが含まれています。そうめん・ひやむぎの栄養効果として、エネルギー補給、糖質・脂質の代謝促進、食欲増進効果などです。

うどんには、炭水化物が多く、他にはタンパク質やカリウムなどが含まれています。うどんの栄養効果は、エネルギー補給、疲労回復です。

コーヒーには、カフェインやタンニン、クロロゲン酸が多く含まれています。豆は、大きさが揃っていてくずが入っていないもの、鮮度がよく油浮きしていないものを選びましょう。豆を挽くと風味が早く薄れるため、飲む直前に挽くのがおすすめです。

青汁には、β-カロテンやカルシウム、ビタミンB群・C、食物繊維、カルコン、カリウム、鉄が多く含まれています。青汁（ケール）の栄養効果は、代謝促進、老化防止、血栓予防、生活習慣病予防、ダイエット、美肌効果です。

甘酒には、ビタミンB群やアミノ酸、コウジ酸、ブドウ糖、オリゴ糖、食物繊維、ビオチンが多く含まれています。甘酒には、酒粕から作ったものと米麹のものがあります。前者は砂糖とアルコールが入っているのに対し、後者には砂糖不使用のものが多くアルコールが含まれていません。

昆布茶は、乾燥させた昆布を粉末状にしたり細かく刻んだりしたものにお湯を注いで飲むお茶です。昆布茶には、食物繊維やヨード、カリウム、カルシウム、マグネシウムが含まれています。

麦茶は大麦の種子を煎じて作られるお茶で、その歴史は古く、平安時代から貴族に愛飲されていたといわれています。麦茶には、ピラジン、ギャバ、Pクマル酸が多く含まれています。