練乳にはタンパク質・糖質・脂質が濃縮されているため、牛乳よりも豊富に含まれています。また、カルシウムや鉄分、リン、亜鉛などのミネラル類や、ビタミンA・C・E・Kなどのビタミン類も含まれています。ただし、加糖練乳（コンデンスミルク）では糖分の取りすぎに注意しましょう。

粉ミルクには、タンパク質や乳糖が多く含まれています。赤ちゃんが粉ミルクを飲んですくすく育つことからもわかるように、粉ミルクにはバランスのとれた栄養が含まれています。

生乳は、搾ったままで加熱殺菌などの処理を行なっていない乳です。牛乳よりも生乳のほうがより健康効果が高いと考える人が多いようですが、実はその健康効果に科学的な裏付けはまだないようです。

グレープシードオイルには、ビタミンEやポリフェノール、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸が含まれています。軽い口当たりでクセがなく、カルパッチョや揚げ物・炒め物などあらゆる料理に利用できます。乳化しやすいため、ドレッシングやマヨネーズ作りにも適しています。

ショートニングは、製造から時間が経過しても食品をサクサクした歯ごたえのある状態に保つことができ、なおかつ安くて長もちするのがメリットとされています。そのショートニングが危険で人体に有害といわれている理由とは？

ファットスプレッドとマーガリンの違いをご存知ですか？また、一般的にファットスプレッドが健康によくないといわれている理由とは？

ラードには、飽和脂肪酸や一価不飽和脂肪酸、多価不飽和脂肪酸が多く含まれています。料理にコクと風味を出すために使われることが多く、植物油に比べて酸化されにくいため、とんかつなどの揚げ物によく利用されるほか、沖縄の菓子であるちんすこうやサーターアンダギーの伝統的製法にも用いられます。

ピーナッツオイルには、レシチンやカルシウム、マグネシウム、オレイン酸、リノール酸、パルミチン酸が含まれています。ピーナッツオイルはさらりとした食感で、かすかにピーナッツの香りがします。料理を仕上げる際の香りづけにも使われます。

綿実油には、ビタミンEやオクタコサノール、リノール酸、パルミチン酸、オレイン酸が含まれています。上品な風味とまろやかな味わいで、加熱後も風味や味が落ちにくく、冷めてもおいしいため、ドレッシングやマヨネーズ、マーガリン、その他加工食品にも利用されます。

コーン油（とうもろこし油）には、ビタミンB群・Eや植物ステロール、リノール酸、オレイン酸、パルミチン酸が含まれています。日本はコーン油の生産量が世界第3位となっています。光や熱による酸化を防ぐため、冷暗所で保存するのがおすすめです。

調合油（サラダ油）には、オレイン酸やリノール酸、ビタミンE・Kが含まれています。調合油は、光や熱による酸化を防ぐため、冷暗所で保存するのがおすすめです。

米油（米ぬか油）には、γ-オリザノールやα-リノレン酸、植物ステロール、トコトリエノールが含まれています。米油の原料は玄米を削って精白米にするときにできる米ぬかです。米油には玄米が持つ健康効果が凝縮されているといえます。