玉露には、カテキンやカフェイン、テアニンが多く含まれています。
玉露の効能
玉露は緑茶の一種です。同じお茶の木でも煎茶とは栽培方法が異なり、新芽が伸び出した頃から茶葉を摘むまでの20日前後に遮光することによって、茶葉の光合成で生成される渋味（カテキン類）が抑えられ、うま味成分（アミノ酸）が増え、より甘味とコクのある味わいとなります。
玉露に含まれる主な成分はカテキン・カフェイン・テアニン・ビタミン類で、それぞれ次のような効果が期待できます。
カテキン（渋味成分）
生活習慣病予防、殺菌・抗菌作用、抗酸化作用、脱臭作用、抗インフルエンザ作用
カフェイン（苦味成分）
覚醒作用、新陳代謝・血液循環の促進
テアニン（うま味成分）
リラックス効果、血圧上昇抑制作用
ビタミン類
- ビタミンB2・C・E…抗酸化作用、皮膚・粘膜の健康維持
- 葉酸…動脈硬化予防
- β-カロテン…発がん抑制、夜間の視力維持
そのほか、サポニンによる血圧低下作用やフッ素による虫歯予防、カリウム・カルシウム・リン・マンガンなどのミネラル類による体のバランス調整といった効果も期待できます。
玉露の人気＆簡単レシピ
玉露のシフォンケーキ
メレンゲが命！ポイントは卵白を冷やし、レモン汁を入れること。そうすると壊れにくく、ふわふわ〜に仕上がります。高級品の八女茶の他、煎茶でも美味しいかもしれません。
あなごの玉露寿司
水出し玉露は、水1リットルに対し、玉露大さじ2入れ、5時間ほど置くと出来上がります。冷蔵庫に入れておくと朝にはできあがるので便利。お茶の葉を丸ごと食べることで、お茶が持つ栄養や成分を余すことなく摂取♪
玉露クッキー
信頼できる産地で生まれた高級茶(玉露・かぶせ茶)なら、茶殻まで安心して食べられます。煎茶だと苦すぎるので、かぶせ茶か玉露を使ってください。砂糖は少し多めの方が美味しく仕上がります。
玉露のおにぎり
茶葉を電子レンジで加熱することがポイント。温めることで玉露の香りが豊かになり、風味が増します。新茶の茶葉やお茶を出した茶殻でも美味しくできますよ。
玉露緑茶入りメロンパン
初めてだったのでスジを入れる力加減がわからず、発酵の時にほとんど分裂…。スジは軽く入れる程度でいいようです。
玉露の栄養成分表
出典：日本食品標準成分表2015年版（七訂）に準拠しています。表の見方や注意事項は、日本食品標準成分表2015年版（七訂）について：文部科学省のページを参照してください。
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- 玉露（浸出液／緑茶）の成分表 可食部100g当たり
-
［ 成分表 ］ 単位： /100g エネルギー 5kcal 水分 97.8g たんぱく質 1.3g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 (0)g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール (0)mg 炭水化物 Tr 利用可能炭水化物（単糖当量） – 水溶性食物繊維 – 不溶性食物繊維 – ＜ 食物繊維総量 ＞ – 灰分 0.5g ナトリウム 2mg カリウム 340mg カルシウム 4mg マグネシウム 15mg リン 30mg 鉄 0.2mg 亜鉛 0.3mg 銅 0.02mg マンガン 4.60mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) – ビタミンA(β-カロテン) – ビタミンA(β-クリプトキサンチン) – ビタミンA(β-カロテン当量) (0)μg ビタミンA(レチノール活性当量) (0)μg ビタミンB1 0.02mg ビタミンB2 0.11mg ナイアシン(ビタミンB3) 0.6mg ビタミンB6 0.07mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) 150μg パントテン酸(ビタミンB5) 0.24mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 19mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) – ビタミンE(β-トコフェロール) – ビタミンE(γ-トコフェロール) – ビタミンE(δ-トコフェロール) – ビタミンK Tr 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン 0.16g タンニン 0.23g ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
＜備考＞
浸出法： 茶 10 g/60 °C 60 mL、2.5分
玉露（茶／緑茶）の食品成分
- 玉露（茶／緑茶）の成分表 可食部100g当たり
-
［ 成分表 ］ 単位： /100g エネルギー 329kcal 水分 3.1g たんぱく質 29.1g アミノ酸組成によるたんぱく質 – 脂質 4.1g トリアシルグリセロール当量 – 飽和脂肪酸 – 一価不飽和脂肪酸 – 多価不飽和脂肪酸 – コレステロール (0)mg 炭水化物 43.9g 利用可能炭水化物（単糖当量） – 水溶性食物繊維 5.0g 不溶性食物繊維 38.9g ＜ 食物繊維総量 ＞ 43.9g 灰分 6.3g ナトリウム 11mg カリウム 2800mg カルシウム 390mg マグネシウム 210mg リン 410mg 鉄 10.0mg 亜鉛 4.3mg 銅 0.84mg マンガン 71.00mg ヨウ素 – セレン – クロム – モリブデン – ビタミンA(レチノール) (0)μg ビタミンA(α-カロテン) – ビタミンA(β-カロテン) – ビタミンA(β-クリプトキサンチン) – ビタミンA(β-カロテン当量) 21000μg ビタミンA(レチノール活性当量) 1800μg ビタミンB1 0.30mg ビタミンB2 1.16mg ナイアシン(ビタミンB3) 6.0mg ビタミンB6 0.69mg ビタミンB12 (0)μg 葉酸(ビタミンB9) 1000μg パントテン酸(ビタミンB5) 4.10mg ビオチン(ビタミンB7) – ビタミンC 110mg ビタミンD (0)μg ビタミンE(α-トコフェロール) 16.4mg ビタミンE(β-トコフェロール) 0.1mg ビタミンE(γ-トコフェロール) 1.5mg ビタミンE(δ-トコフェロール) 0mg ビタミンK 4000μg 食塩相当量 0g アルコール – 硝酸イオン – テオブロミン – カフェイン 3.5g タンニン 10.0g ポリフェノール – 酢酸 – 調理油 – 有機酸 – 重量変化率 – 廃棄率 0% () は推定値、 Tr は微量、 - は未測定
