コールラビには、ビタミンC・Uやカリウム、カルシウム、リンが含まれています。地中海原産のアブラナ科の多年草で、皮が薄黄色のものと紫色のものがあります。クセのない味で生でもおいしく食べられ、加熱するとほのかな甘味が出ます。

くわいには、カリウムやリン、亜鉛、ビタミンEが含まれています。原産地は中国で、日本へは奈良時代に伝わったとされています。日本で一般的なのはアオクワイで、薄い藍色を帯びた塊茎を食用とします。

クレソンには、β-カロテンやビタミンC、鉄、カリウムが含まれています。肉料理のつけ合わせとしておなじみで、さわやかな辛味が特徴です。この辛味成分には動物性脂肪の消化を助ける働きがあるため、肉料理との組み合わせは非常に理にかなっているといえます。

キンサイには、β-カロテンやカリウム、カルシウム、ビタミンK、パントテン酸が含まれています。セロリの原種とされ、葉・味・香りともにセロリに似ています。中国野菜のため、特に風味づけとして中国料理などに頻繁に利用されます。

行者にんにくは古くから観賞用および食用とされ、山岳信仰の修行者が荒行に耐える精力をつけるために食べたといわれています。行者にんにくには、アリシンやスコルジニン、カリウム、ビタミンC、カルシウムが含まれています。

はたけしめじには、食物繊維やβ-グルカン、カリウムが多く含まれています。はたけしめじは、軸が太くハリがあるものを選びましょう。かさは開きすぎていたり欠けていたりするものは避けたほうが無難です。鮮度の悪いものは軸にしわが出てきます。

柚子の果皮はデリケートで、傷がついたり黒ずんだりしやすいため、よく見てきれいなものを選びましょう。柚子には、カルシウムやビタミンC、カリウムが含まれています。

ドラゴンフルーツには、カリウムやマグネシウム、鉄、葉酸、食物繊維、アントシアニンが含まれています。原産地はアメリカ大陸の熱帯雨林で、アステカ帝国時代には一般的に食されていました。近年では日本でも栽培され、日本の新品種も登場しています。

ハスカップには、カルシウムや鉄、ビタミンC・E、クエン酸、リンゴ酸が含まれています。生のハスカップは冷蔵庫に入れておけば2〜3日はもちますが、それ以上は味が劣化するため、冷凍にして保存しましょう。

ナツメヤシ（デーツ）には、カルシウムやマグネシウム、カリウム、食物繊維が含まれています。ナツメヤシは、未開封のものなら冷暗所で常温保存できますが、開封後はできるだけ早めに使い切るようにしましょう。

ナツメは、中国では3000年以上も昔から滋養強壮の食品として珍重されています。ナツメには、鉄やカリウム、マグネシウム、ビタミンPが含まれています。

ドリアンは、熟して自然に落ちた果実が美味とされています。ドリアンには、ビタミンA・B群・C・Eやナイアシン、マンガン、カリウム、銅などが含まれています。