アロエはアフリカ原産のユリ科の多年草で、古くから「アロエは医者いらず」といわれるように、塗ることでやけどやすり傷などの炎症を抑え、飲むことでさまざまな健康効果を得られると考えられています。
アロエ茶に期待できる効果・効能
- アミノ酸などによる美肌効果
- アロイン、アロエエモジンなどによる胃腸病・心臓疾患の改善
- アロエシン、アロクチン、アロミチンなどによる抗菌・抗がん作用
- アロエチンなどによる解毒作用や免疫力向上効果
- アルボランA・Bなどによる血糖値の上昇抑制
そのほか、二日酔い解消や便秘解消にも有効といわれています。
アロエ茶のおいしい飲み方
やかんで煮出す場合は、水600mlにつき大さじ1~2杯のアロエを入れ、沸騰後に泡が持続する程度のとろ火で7~8分煮詰めます。
急須の場合は大さじ1~2杯を入れて熱湯を注ぎ、好みの濃さになるまで蒸らします。
アロエ茶を飲むにあたっての注意点
キダチアロエには子宮収縮促進作用があります。お茶の場合は直接食べる場合に比べて摂取量が非常に少ないため、それほど神経質になる必要はありませんが、生理中または妊娠中の方の過剰な摂取は控えましょう。
アロエ茶は青臭さと苦味があり、単体では決しておいしいものではありませんが、ほかの茶葉とブレンドしたり、蜂蜜などで甘味を足したりすることで飲みやすくなります。アロエの医者いらずの健康効果を実感したいという方は、自分なりのおいしい飲み方を見つけて飲み続けてみてはいかがでしょうか。