ペパーミントはヨーロッパを原産とするシソ科ハッカ属の多年草で、和名をセイヨウハッカといいます。
ハーブティーに用いられるほか、アロマテラピーやガム・キャンディの香り付け、歯磨き粉の材料などにも使われています。
胃腸のトラブルを改善
ハーブティーは食べすぎや飲みすぎの後に飲むと消化を促進してくれるほか、口の中もさっぱりさせる効果があるといわれています。
鎮静作用
ハーブティーには不安や緊張、イライラなど高ぶった神経を鎮め、気分を穏やかにする効果があるとされています。
抗菌・抗炎症作用
ハーブティーには抗菌作用や抗炎症作用があるといわれているため、咳や喉の痛みなどの呼吸器系のトラブルにも効果的とされています。また、風邪の初期症状にも有効といわれています。
ペパーミントティーの淹れ方・飲み方
ドライハーブの場合は、ティースプーン1~2杯をカップに入れて熱湯を注ぎ、3分ほど蒸らしたら出来上がりです。フレッシュハーブの場合はペパーミント3~4本の葉の部分を入れます。茎の太い部分はアクが強いため、葉の部分のみを使うのがおいしく淹れるポイントです。ホットでもアイスでもおいしくいただけます。
目的別おすすめブレンド
リフレッシュしたいとき
ペパーミント+カモミール+ローズピンクのブレンド
イライラを鎮めたいとき
ペパーミント+レモンバームのブレンド
風邪をひいたとき
ペパーミント+セージ+エキナセアのブレンド
ペパーミントティーには母乳抑制作用があり、母乳の出が悪くなることがあるため、授乳中の方は使用を控える必要があります。また、刺激が強いため、幼児にはできるだけ薄くして飲ませるようにしましょう。