アガリクスをはるかに上回る!? カバノアナタケ茶の抗酸化力

カバノアナタケは白樺やダケカンバなどのカバノキ類の幹にできる塊状のキノコで、10〜15年かけて白樺の樹液を吸いながら成長し、ついには白樺の木を枯らしてしまうほどの生命力を持つといわれています。
楽天で販売されているカバノアナタケの塊（原体）700g

ロシアではチャーガと呼ばれており、奇跡のキノコ・森のダイヤとして珍重されています。また、中国でも漢方として効能が認められており、不老不死の一環として愛飲する地域もあります。

そんなカバノアナタケから作られるカバノアナタケ茶には、次のような効能が期待できます。

生活習慣病やがんの予防・改善

アガリクスは免疫力を高めて生活習慣病を予防・改善するキノコ類として有名ですが、カバノアナタケにはこのアガリクスをはるかに上回るパワーがあることがわかってきています。例えば、老化を防ぐ物質である抗酸化物質SODに関しては、アガリクスの20倍も含まれているといわれています。

また、カバノアナタケ茶には、ビタミンAによるがん予防や、リグニンによるがん細胞の攻撃抗体であるマクロファージの活性化、人間にとっての万病の元となる活性酸素を分解する働きなども期待できます。これらの作用から、カバノアナタケはがんの予防・改善に有効といわれています。

カバノアナタケ茶に含まれる水溶性リグニンには、エイズウイルスの増殖を抑制する効果があることが報告されています。

カバノアナタケ茶には、ミネラル・βカロテン・ビタミンA・SODなど、アレルギー症状を抑えるといわれる栄養素が多く含まれています。
ただし、アレルギー対策に欠かせないとされるビタミンCは含まれていないため、ビタミンCを多く含む食品やサプリメントなどを併用してさらに改善効果を高める必要があります。

カバノアナタケ茶は同じキノコ系でもサルノコシカケのような強烈なにおいやクセがなく、薄い麦茶のような風味なので、比較的飲みやすいお茶といえるのではないかと思います。現代人に多い病気や症状の予防・改善に、ぜひ試してみてはいかがでしょうか。