塩素の効能 効果と注意点

塩素は、胃液中に塩酸および塩化カリウム溶液の形で含まれ、消化促進作用があります。

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塩素の効能

塩素とは、食塩・塩化カリウムとして細胞内外に含まれており、塩酸として胃液中にも含まれています。ナトリウムとの化合物は、塩の主成分とされています。また、強い漂白作用や殺菌作用もあるため、塩化ナトリウムなどの化合物以外は人体にとって有毒とされています。

化合物である塩化ナトリウムの効果は、歯茎を引き締め、歯槽膿漏や歯肉炎を予防する働きがあることから、一般に広く販売されている歯磨き粉の多くに、薬用成分としても使用されています。

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消化液の成分 塩素

塩素は独特の臭いのある気体で、濃度によっては腐食性があります。塩素単体で摂取することはなく、ナトリウムと結合した食塩として摂取します。ナトリウムと同じく摂取不足よりは過剰摂取が心配なミネラルです。

体内での塩素の働き

塩素は胃液の塩酸の成分として、蛋白質消化酵素であるペプシンを活性化します。また他のミネラルとともに体液のpH調節に作用しています。肝臓においては老廃物の排出のサポートもしています。

塩酸欠乏症

塩素が不足すると胃液の酸度が低くなり消化不良や食欲不振などが起こります。しかし、一般的な日本人の食事では塩素不足の心配はありません。塩素は普通ナトリウムと結合して食塩として摂取されることが多く、ナトリウムとともに過剰摂取が心配されるミネラルです。

ただ、長期的なおう吐で胃酸が少なくなったりすると体内のpHバランスが狂い、乳児はでは成長障害が起きます。

塩素過剰症

塩素は食塩に含まれるため、過剰摂取が問題になるミネラルではありますが、もし過剰摂取したとしても尿や汗に含まれて体外に排出されてしまいます。ただ、塩素を過剰に含む水を飲み過ぎると腸内細菌の繁殖を妨げるといわれています。

塩素を多く含む食品

食塩、梅干、しょうゆ、みそなどです。

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塩素 まとめ

塩素は、微量ながら身体にとって重要な栄養素として健康維持に必須なミネラルの仲間の一つで、主要ミネラルです。

塩素と言うと漂白剤や消毒薬などに使われており、身体に必要というより身体に害しかないように考えられているミネラルですが、食塩として摂取されることが多く、体内で細胞の浸透圧維持、体液のアルカリ性維持、たんぱく質消化促進などの大切な働きを行っています。

ただ、ナトリウムと同様に過剰に摂取されがちで不足することがないので、あまり必要性は叫ばれていませんが、夏に汗などをかきすぎて、塩素が不足すると、胃酸の酸性度が低下し、食欲不振、下痢、身体のだるさなどの症状がでるので塩分補給が必要になります。

塩素は、タンパク質の消化を促します。ストレスが多いと胃液がスムーズに分泌されにくくなり、不足がちになって消化不良を招いたり、ビタミンをはじめとした栄養素の吸収が阻害されます。胃液中に塩酸および塩化カリウム溶液の形で含まれ、消化促進作用があります。

塩素は通常はあまり意識されないミネラルです。というのも、日本には塩素を多く含む調味料の種類が多く、また水道水にも含まれており欠乏する心配がないからです。しかも過剰摂取したとしても、自然に体外へ排出されてしまうため塩素摂取に関して日常生活で意識することがほとんどないからです。しかし、主要なミネラルであることは間違いありません。

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