植物性プラセンタは、植物の胚の栄養が肌を活性化させます。
植物性プラセンタが良く効くのは、肌にハリがない人、体型のくずれが気になる、顔色がくすんでいる、疲れやすい、免疫機能の強化、更年期障害の緩和、などに効き目があるとされています。
植物性プラセンタの効能
植物プラセンタとは胎盤のことです。BSE問題が起こった時に、その代替品として植物性プラセンタが登場しました。
このように、プラセンタには動物性と植物性があります。なお、現在は動物性プラセンタの中でも、牛の胎盤は狂牛病の問題から使用されておらず、今では豚のプラセンタが使用されています。
植物性プラセンタは、アロエベラ、クロレラ、カッコンエキスの3つの天然成分を特殊な技術を配合して作られた、植物の成分を持ちながらも動物性プラセンタに負けない効果がある天然成分です。植物が細胞分裂している初期段階に抽出され、胚の若芽の中心部で作られる胎座の部分を差します。
但し、肌を活性化させる成長因子の有無については、意見が分かれるところです。一般的には、植物性プラセンタには、アミノ酸やビタミン、ミネラルなどによる美肌・美白効果を期待できますが、動物性プラセンタと同じような成長因子による細胞活性効果までは期待できないという見解がよく見られます。
ですが、植物性プラセンタの、シミやくすみを抑制することができるメラニン抑制作用は、動物性プラセンタより植物性プラセンタの方が強いという試験結果も出ていることから、美白・シミ対策など美容の面では、植物性プラセンタを利用する方法が、現在最も安全な美容治療の1つと言えるでしょう。
植物性プラセンタの種類と飲み方
スイスのDom AVMM研究所で開発された植物プラセンタの「MFⅢ」は、アセロラからの抽出物のほか、ビタミン類などが配合されたカプセルです。
植物性プラセンタの飲み方として、サプリメントでMFⅢの場合、毎日の朝食30分前に1カプセルを服用します。
参考サイトの紹介
プラセンタ全般及び植物性プラセンタに関しては、以下のページが参考になります。
http://www.wakasanohimitsu.jp/seibun/placenta/
植物性プラセンタサプリメントの効果と注意点
プラセンタとは、動物が胎児を育てる胎盤のことですが、当然のことながら、植物には胎盤がありません。
植物性プラセンタと言う場合は、植物の芽が出る部分の胚芽から抽出したものを植物性プラセンタと読んでいます。
植物にとって、動物の子供に匹敵する胚芽には、動物の胎盤と同様に豊富な栄養が詰まっていることから植物プラセンタが動物性プラセンタと同様な効果があるとして利用されます。
動物性のプラセンタと植物性のプラセンタの大きな違いは、動物性プラセンタには成長因子がありますが、植物性プラセンタにはないことです。
成長因子は、細胞活性効果をもたらし、きめ細かい肌や自律神経を整え、関節痛、肝臓病を予防し、免疫力アップなど様々な健康効果、美肌効果をもたらします。
その成長因子が植物性プラセンタにないのは残念なところですが、アミノ酸やビタミン、ミネラルが豊富に含まれています。
植物プラセンタに動物プラセンタと全く同様な効果は望めないかもしれませんが、安全性や植物性プラセンタが動物プラセンタより優れている点を理解して使い分けるとより良い美肌効果を得ることができます。
美白やシミ対策は植物性プラセンタの方が効果があると言う報告もなされています。
まとめ
プラセンタとは胎盤エキスのことで、美白効果と保温効果が高いことで知られ、美容関連製品によく使われています。従来は牛の胎盤から抽出したものが多く使用されてきましたが、狂牛病問題に関連してその使用が不可能になりました。植物性プラセンタは文字どおり植物から抽出されたもので、牛プラセンタの代替品としても注目を集めています。
植物性プラセンタの有効成分
それにしても、植物に胎盤があるのかと誰もが疑問に思うことでしょう。実は植物の胚がそれに当たるのです。発芽とその芽を育てるための栄養成分がたっぷりと詰まった植物の胚には細胞を再生したり、活性化させる成分が豊富に含まれているのです。
最後に
植物性プラセンタは、遺伝子組み換えをしていない植物の胚の細胞を培養して抽出したものです。アミノ酸、とくにアラニン、プロリンに富んでおり、組織の再生能力を高めて、肌細胞を活性化します。
スイスのDom AVMM研究所で開発された植物プラセンタの「MFⅢ」は、アセロラの胚から抽出した水溶液で、生物学的な意味での成長因子が牛プラセンタと同じ働きをします。皮膚組織に多く存在している繊維芽細胞の増殖試験においては、牛のプラセンタを上回る結果が得られました。植物性プラセンタは、スイスおよび国際的な医薬品としての厳しい品質基準を満たしているものがお勧めです。