羅布麻茶は、風邪、喘息や気管支炎の緩和などの薬理作用が注目を集めています。
羅布麻茶が良く効くのは、血圧安定、脂肪を減らす効果、風邪、喘息や気管支炎の緩和、うつ状態の緩和、免疫力向上などに効き目があるとされています。
羅布麻茶の効能
羅布麻茶とは、中国北部からモンゴルにかけての荒れた大地に自生する、生命力の強い雑草として知られています。繊維質が多く含まれるため、麻のように用いられており、各地で紅麻、野麻、沢漆麻などの呼び名があります。
羅布麻には、「紅麻」と「白麻」の2種に分けられ、「紅麻」のみに健康茶としての効果があるとされ、非常に貴重な植物とされています。
特に中国では30年にも渡り、羅布麻の研究が行われ、その結果、風邪、喘息や気管支炎の緩和などの薬理作用が明らかになり、注目を集めています。
まず、大きな効能は血圧の低下作用です。これはフラボノイドによるもので、羅布麻茶には羅布麻独特のものがあることも分かっています。
その主成分はイソクエルシトリンとハイペロサイドで、この2つが腸でケルセチンという物質に変化します。これはタマネギにも含まれており、血液をサラサラにする効果があることから、血圧の安定にも繋がっているのです。
また、この成分はうつ状態回復に働きかけることが分かり、ラットによる実験でも、うつ状態が改善されたデータも出されました。
更に、ある実験では脂肪を落とし、コレステロールを低下させる作用もあることが明らかになっています。
この羅布麻茶を飲むと、このフラボノイドの働きにより、ドーパミンが分泌されます。すると、ウイルスと闘うNK細胞も活性化され、免疫力がアップするとも考えられています。
参考サイトの紹介
羅布麻茶に関しては、以下のページが参考になります。
http://www.kou-yes.com/goodsguide/rahuma-tea/
中国で唯一、医薬品として認められている健康茶
羅布麻茶は、中国北部が原産の生命力にあふれたキョウチクトウ科の植物の葉から作られるお茶です。
このお茶の自生する地域に住む人に、古くから健康効果があるとして摂取されていました。そして、この地域の人々が長生きするということから、中国では高い注目が集めています。
中国には多くの漢方薬がありますが、唯一、国が医薬品として認めている健康茶です。
羅布麻茶(ラフマ茶)は、燕龍茶(ヤンロン茶)とも呼ばれることがありますが、燕龍茶(ヤンロン茶)は、良質な羅布麻茶葉を日本でもう一度減菌焙煎して、飲みやすく仕上げたお茶のことです。
その効能は、血圧低下、免疫力アップ、コレステロール低下、抗酸化作用、気管支炎の緩和、脂肪燃焼、うつ病、老化防止、リラックス効果、がん予防、生活習慣病予防、アレルギー改善などの効果があります。
主たる有効成分はフラボノイド
羅布麻茶には、色素の成分であるフラボノイドのイソクエルシトリンとハイペロサイドが含まれており、血液をサラサラにして血圧を低下させる作用があります。
動物実験において、うつ病を改善させる効果やコレステロールを低下させる効果が確認されています。お茶ではありますが、カフェインが含まれていないので、子どもにも飲ませることができます。