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イソフラボンの効能 効果と注意点

イソフラボンは、更年期の症状を改善し、骨粗しょう症や血管障害も予防します。

イソフラボンの効能や効果としては、閉経後の女性や、更年期症状の緩和、高血圧や動脈硬化の予防、骨粗しょう症の予防、環境ホルモン対策、前立腺ガンや乳ガンの予防に有効とされています。

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イソフラボンの効能

イソフラボンは、別名「植物エストロゲン」と言い、大豆のフラボノイドの一種で、女性ホルモンのエストロゲンと似た働きをします。例えば、女性ホルモンが減少した場合には、代替ホルモンとして作用する働きがあります。

このイソフラボンは、大豆胚芽に特に多く含まれていますが、実際には大豆のイソフラボンの含有率は0.2%と微量ながら、大きな効果があると考えられています。大豆を加工した食品を特に多く摂取する習慣のある日本人に、骨粗鬆症や更年期障害などの発生率が低いことから、欧米ではその理由の1つに、この大豆イソフラボンがあるとして研究が進められています。

イソフラボンには、糖がついている(配糖体)「グリコシド型」と、糖のついていない「アグリコン型」の2種類があります。
なお、豆腐などの大豆食品や多くの健康食品は「グリコシド型」、味噌のように麹菌などで発酵させたものは「アグリコン型」と言います。「アグリコン型」の方が胃腸での吸収が早く、摂取して1〜2時間の効果が期待できます。即効性を求める場合はアグリコン型が多く含まれているものがオススメです。

イソフラボンの効果は、女性器官の成熟や正常な生理、女性特有の体つくりや美しい肌を促しますが、特に更年期には、女性ホルモンが低下することで、骨を壊す作用のある細胞が異常に働くため、骨粗しょう症を起こす確率が高くなります。このイソフラボンを補うことで、ホルモン量を安定させ、更年期障害や、骨粗しょう症を軽減させる効果があります。
このように、イソフラボンは女性ホルモンの欠乏を補うと同時に、分泌過剰を抑える効果があるので、女性ホルモン過剰が原因とされる乳がんの予防にも役立ちます。

また、乳ガンと同じようにホルモンが関係する前立腺ガンや子宮ガンに対しても、イソフラボンの効果があると考えられています。
その他、抗酸化作用もあることから、大腸ガンや肺ガンなどの他のガンに対しても予防効果が期待されています。
更に、研究により、動脈硬化の原因となる血液中の悪玉コレステロール(LDL)を減少させ、善玉コレステロールを増やす効果があることも明らかになっています。

イソフラボンの種類と飲み方

イソフラボンは、カプセル、飲料、タブレット、顆粒などのほか、お茶もあります。イソフラボンのサプリメントでは過剰摂取、含有量に注意ましょう。豆乳でもイソフラボンを摂取できます。

イソフラボンの摂取量は一日50mgが目標です。食品での目安は、豆腐なら半丁(100g)、納豆なら1パック(60g)、きな粉なら20gです。

参考サイトの紹介

イソフラボンに関しては、農林水産省の「大豆及び大豆イソフラボンに関するQ&A」のページが参考になります。
http://www.maff.go.jp/j/syouan/nouan/kome/k_daizu_qa/index.html

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イソフラボンサプリメントの効果と注意点

イソフラボンは、大豆胚芽に多く含まれるポリフェノール、フラボノイドの一種で、その働きは女性ホルモンの一つエストロゲンと良く似ていることで大きな注目を浴びている成分です。
特に女性にとって、イソフラボンは美肌のための美白効果、保湿効果があり、更に生理不順改善、豊胸効果までもあり大切な成分です。

イソフラボンは一種類ではなくたくさんの種類があり、大豆イソフラボンだけでも15種類が、現時点で見つかっています。
女性ホルモンと良く似た働きをすることから、乳がん、骨粗しょう症、更年期障害などに有効な働きをするとされています。
欧米からは、日本人が大豆を多く摂取することから、日本人に乳がん、骨粗しょう症、更年期障害などが少なく長寿であることは、イソフラボンが関係をしているのではと特に注目して、1990年代の初めからその働きが研究されています。

女性に強く現れる発汗、冷え性、憂うつ感、不眠、記憶力・判断力の低下、肩こり、腰痛、全身倦怠感などの更年期障害の症状は、女性ホルモンの不足が原因となって起こるので、女性ホルモンの働きがあるイソフラボンの摂取は、更年期障害の不快な症状改善に効果的です。

また、同じく女性に多い骨粗しょう症も、女性ホルモンが不足していると骨の中のカルシウムが溶けだしますが、イソフラボンの摂取でカルシウムの溶解を止め、骨を丈夫な状態に留めます。
これら2つは、女性ホルモンの不足で起きる健康障害ですが、逆に女性ホルモンが過剰で起こりやすくなる乳がんに対しては、イソフラボンが、女性ホルモンが過剰に分泌している時は、女性ホルモンの分泌を抑制する方向に働くので乳がんの予防にも効果的であることが分かっています。

尚、イソフラボンは、抗酸化作用やがんの活性を阻害する働きがあるので、広く乳がん以外のがんの予防になることも期待されています。
更に、イソフラボンは、血液中の悪玉コレステロールを減らすことが分かっており、動脈硬化を予防する効果があります。

まとめ

イソフラボンは、大豆の胚芽に多く含まれるポリフェノール化合物の一種です。体内に摂取されると女性ホルモンに似た働きをして、閉経に伴う更年期症状の緩和や骨祖しょう症の予防に効果を発揮することで知られています。最近では、イソフラボンは、脳卒中や心筋梗塞など血管系の生活習慣病の予防にも役立つものとして注目を集めています。

イソフラボンの有効成分

イソフラボンがなぜ血管系の病気を予防するでしょうか。実は体内の女性ホルモンは、血管の拡張に重要な役割を果たす成分の合成に深く関わっています。加齢などで女性ホルモンが減少すると血管が柔軟性を失い、血圧の上昇や血管障害をもたらします。この女性ホルモンの肩代わりをしてくれるのがイソフラボンというわけです。

最後に

イソフラボンには悪玉コレステロールを低下させる作用があり、動脈硬化の予防にも有効です。また、イソフラボンは、前立腺ガンや乳ガンの予防効果も認められています。

ところで、イソフラボンが女性ホルモンに似た作用をするというと、「環境ホルモン」との疑似性が気になるところです。DDTやビスフェノールAなどが知られる化学物質の環境ホルモンとイソフラボンは確かに似た働きはしますが、決定的な違いは、イソフラボンが与える影響はわずかで、その作用は体内でつくられる女性ホルモンの1000分の1程度ということです。そのうえに2日も経てば尿中に出ていきます。また、イソフラボンを摂っていると、環境ホルモンが体内に侵入したときに受容体との結合を阻害するという効果もあり、実は環境ホルモン対策にもイソフラボンが有効なのです。

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