よもぎは、抗酸化作用と血行促進作用のグリーンパワーを持っています。
よもぎが良く効くのは、老化予防、冷え性、貧血、神経痛、ガンの予防、動脈硬化の予防などに効き目があるとされています。
よもぎの効能
よもぎは、日本各地に自生する、タンポポと同じキク科の多年草です。草もちやよもぎ団子などに利用され、昔から親しまれています。
また、食あたりや下痢止めなどの内用薬や、道で転んでケガをしたらよもぎの葉を揉んでつけると治ると伝えられるなど、民間薬としても愛用されてきました。漢方では「ガイヨウ」と呼ばれ、胃の調子を整えたり、鎮痛剤にも利用されています。
よもぎにはさまざまなビタミンやミネラルが含まれていますが、その中でも強い抗酸化力があり、老化防止やガン予防にも効果があるビタミンAの含有量が多いとされています。
その他、植物が光合成を行うのに必要なクロロフィル(葉緑素)や、キク科の植物特有のカリウムなども多く含まれています。このクロロフィルは、昔から「緑の血液」と言われ、サラサラできれいな血液をつくり、血管を拡張させ、血液の循環を良くし、体を温める効果があります。
よもぎに含まれているクロロフィルは、他の植物に含まれているクロロフィルに比べ、良質で効力が強く、体内に浸透しやすいとされています。クロロフィルは、神経痛・冷え性・腰痛に効果があるため、入浴剤としても使用されてきました。
また、昔から温灸で使われていた「もぐさ」は、よもぎの葉を材料としていることも知られています。また、よもぎから取れる精油は、独特の香りを持ち、この香りが呼吸を楽にし、気管支を拡張する効果もあります。
このように、よもぎは昔から伝えられている通り、様々な効能を持った植物だと言えるのです。
よもぎの種類と飲み方
よもぎは、お茶としてよく飲まれています。一番煎じから三番煎じまで薬草の香りやまろやかさが楽しめます。
その他、入浴剤など、体を温める場面でも活用されています。
よもぎは、女性のための日本産ハーブ
よもぎはキク科の多年草で、日本各地の野原などに自生しておりごく普通に見ることができます。古くから、よもぎ餅(草餅)の材料として利用されています。良く知られているよもぎですが、意外に漢方薬として利用されれきたことは知られていません。
もぐさの原料もよもぎです。日本だけでなくヨーロッパでもよもぎに近いニガヨモギやオウシュウヨモギなどがハーブとして利用されています。
よもぎは食用以外にもいろいろな利用がされますが、食用にできるのは新芽で春が旬の季節となります。
よもぎには独特の香りがありますが、その主成分はシネオールなどでユーカリプトールとも呼ばれます。口臭消臭効果、リラックス作用の他、白血病や副鼻腔炎(蓄膿症)の治療効果があります。
その他に含まれている成分には、ツヨン(ツジョン)、β-カリオフィレン、ボルネオール、カンファー、パルミチン酸、オレイン酸、リノール酸、ビタミンA、ビタミンB1、ビタミンB2、カリウムなどがあります。
効能としては、老化、がん、動脈硬化の予防や胃を強くし、腹痛、下痢を抑え、貧血、冷え性などに効果があります。
よもぎの人気・売れ筋・おすすめ8選
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愛媛県産の自家栽培よもぎ100%使用の入浴パックです。こちらも飲用ではありませんので、ご注意ください。
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栽培用のよもぎの種です!発芽率は約70%。
薬草としても名高い山菜の「よもぎ」は、日干しした茎葉は煎じて飲めば腹痛や下痢などに効果的。お風呂にいれても腰痛や冷え性、痔などに効果があります。生の葉はよくもめばかゆみ止めになり、また若芽のしろい綿毛をあつめたらお灸のもぐさになったりと、利用価値たっぷりの植物だそうです。
※2017年4月時点のAmazonランキングを参考にしています。
よもぎ まとめ
冬の終わりを告げる早春の緑、よもぎは、日本や朝鮮などで広く自生する多年草です。地下茎を伸ばし、繁殖力があるキク科の植物です。
よもぎの葉は独特の香りをもち、ビタミン類やミネラル、多糖類、酵素を多く含んでいます。とくにビタミンAを多く含み、抗酸化力が非常に強いことが認められていることから、よもぎには、ガンの予防が期待できます。また、老化要因となる脂質過酸化反応に対して抑制効果が高く、活性酸素抑制剤として体内を若く保つ働きが注目されています。
よもぎは古くから、葉をすりつぶしたものを切り傷につけたり、若い苗を茹でて草もちやよもぎ団子などにして食すなど、細胞のすみずみに緑の力を吹きこむように薬用や食用に広く利用され、健康増進のため身近に親しまれてきました。夏には乾燥させた葉を臼でつきくだき、葉身を除いて綿毛を集めたものが、いわゆるモグサで、お灸に利用されました。
日本ばかりでなく、漢方では胃腸を強くしたり、鎮痛剤として、またヨーロッパではリウマチの緩和や生理不順、不妊に効果があるとして身近な香草だったようです。よもぎの葉に含まれる精油成分は、香りを楽しませてくれるだけでなく、体を温める作用があることから、よもぎの葉は冷え性や腰痛、神経痛の緩和、喘息防止、貧血などにも利用されます。
またよもぎは、腹痛や吐瀉薬、子宮出血の止血薬などにも使われています。よもぎは、細胞や血管の老化予防にも効果があります。沖縄ではヨモギ茶としても飲用されていますが、香りがよいことから、最近は体をきれいに保つ健康茶として全国でもてはやされています。