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リンの効能 効果と注意点

リンは、カルシウムと結合し、骨や歯を形成するミネラルです。

リンが良く効くのは、骨や歯を作る糖質代謝を円滑にする時などに効き目があるとされています。

リンの効能

リンは、別名「骨のミネラル」と呼ばれ、体の中にあるミネラルの中で、カルシウムの次に多いミネラルです。そのうち約90%は骨や歯をつくる主成分であるほか、筋肉、脳、神経、心臓などの様々な組織に含まれています。食品には、乳製品(チーズなど)、卵黄、肉類、しらす干し、胚芽、ぬか、リン酸塩としての添加物、アーモンド、海草類などに多く含まれています。

リンには、血液が酸やアルカリに傾くのを防ぐ作用があるほか、ビタミンB1・B2などの結合子補酵素となって糖質代謝を円滑にし、肝臓や心臓が正常に働くように作用します。

リンは、多くの栄養素が不足しがちであるのとは逆に、加工食品やお菓子などでの過剰摂取が問題とされています。
カルシウムとリンのバランスが崩れると、体内に摂取したカルシウムが体にうまく利用されないため、丈夫な骨ができにくいのです。このため、リンとカルシウムは同量、もしくはカルシウムを多めに摂るように心がけることが大切です。

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食品添加物として大活躍のリンとは?

リンは化学肥料や食品添加物によく使われる物質です。
生体内では非常に重要なミネラルで、人間の体内では最大850g程度存在します。この量は、カルシウムに次ぐ量です。このうち約85%程度は骨や歯を作るためにカルシウムやマグネシウムと共存しています。残り15%程度がエネルギーを作ることに作用したり、神経系の働きに作用したりして筋肉や脳に存在します。

リンの働き

食品として摂取されたリンは十二指腸や大腸から吸収されます。リンはほとんどすべての食品に含まれているため、普通の食生活をしていても多くのリンを摂取しますが、ほとんどは尿として排出されてしまいます。リンはビタミンDの働きで吸収を促進され、カルシウムと結合して骨や歯の主成分となります。

リンはアデノシンと結合してATPとなります。ATPは必要な時にリンを放出してエネルギーとなります。リンはATPとなって体内に存在することでエネルギーを備蓄する働きをしているのです。また、DNAやRNAの構成成分となります。細胞膜の構成成分であり、細胞を守りエネルギーの運搬などをしています。筋肉の収縮を補助し、神経伝達や心臓、腎臓などを正常に動かす役目を果たしています。

リン欠乏症

リンが不足すると、筋肉が衰えて新陳代謝が低下するため、筋力低下、骨や歯の強度の低下、貧血、心筋症など、体に様々な不調を起こします。とはいえ、通常の食事をしていれば欠乏することはありません。

ただ、植物性食品に偏った食生活をしている場合、植物性食品に含まれるフィチン質やシュウ酸がリンと結合しやすいため、リンが不足する場合があります。そのほかにも、甲状腺機能障害、腎機能障害、糖尿病性ケトアシドーシス、アルコール依存症、大きなやけどをした場合などでは、リンが大量に消費されるため欠乏することがあります。

リン過剰症

リンを過剰に摂取すると、腎機能の低下やカルシウム不足、骨密度の低下などの問題が出てきます。また、血管内壁でカルシウムとリンが結合して動脈硬化を引き起こし、脳卒中や心臓の病気になる可能性が高くなります。更に、カルシウム不足になることからイライラの原因になる可能性も指摘されています。

近年は加工食品の普及でリンの過剰摂取が大きな問題になっています。リンはリン酸という形で食品添加物に利用されているのですが、その用途があまりにも広範囲であるため、加工食品に非常に多用されています。

リン酸は、ハムやソーセージ、かまぼこ、魚肉天ぷら、インスタント麺、菓子、冷凍水産品などに、保湿剤、接着剤、被膜剤などありとあらゆる目的で使用されています。生エビや貝などにも保水処理として使用されています。生麺にもかんすいとして使用されています。化粧品には保湿剤として使用されています。

リン酸はそれ自体は非常に有用で害の少ない添加物ですが、あまりにも多岐に使用されているため、無意識のうちに過剰摂取になってしまうのです。加工食品を食べる頻度をできるだけ減らすように努力しましょう。

リンを含む食品

リンは動物性食品に一般的に含まれているミネラルです。牛乳・乳製品、卵黄、小魚類、豆類、肉類、米ぬか、大豆、ワカサギ、煮干し、凍り豆腐などに多く含まれています。

リンを破壊したり吸収を阻害する成分

カルシウムやマグネシウムを過剰に摂取すると、リンの吸収を阻害します。また、水酸化アルミニウム系の胃薬を長期間、継続服用するとリンの吸収が妨げられます。

リンの注意点

リン酸の過剰摂取は今や社会問題化しつつあります。カルシウム不足や腎機能障害以外にも、うつ病などとも関係するといわれています。

食品添加物に多用されていて、いわゆる「プリプリ」「もちもち」の『食感』『触感』のどちらにもリン酸が多く使われています。現代人には加工食品をたべない食生活は難しいのですが、一食で何品もの加工食品ばかりを食べないように気をつけましょう。

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リン まとめ

リンは、微量ながら身体にとって重要な栄養素として健康維持に必須なミネラルの仲間の一つで、主要ミネラルです。

リンは、ミネラルの中ではカルシウムに次いで多く体内に存在していますが、その約8割以上はカルシウムやマグネシウムと結合して存在し、骨や歯を構成しています。リンは必須ミネラルで不足すると弊害が起きますが、多くの食品に含まれているので、普通に食事をしていれば不足することのないミネラルです。

リンは清涼飲料水、加工食品にも添加物として加えられているので、不足を心配するよりもむしろ過剰摂取が問題となっています。リンを過剰に摂取すると血液中にリンが増え、骨からカルシウムが溶けだしてリンとのバランスを取ろうとし、骨密度が低くなる弊害が起きます。普通の食事以外に清涼飲料水、加工食品を多く摂取する人はカルシウムが不足しないように気をつけることが重要となります。

リンは、骨や歯に大半が存在し、その他に細胞内にも存在し骨、歯、細胞に不可欠の成分です。また、糖質の代謝を促進したり、細胞が働くためのエネルギーを作るほか、神経や筋肉の働きにも関係する成分です。
カルシウムと結合し、骨や歯を形成します。脳や神経、筋肉の働きを正常に保つ作用もあります。幅広い食品に含まれており、不足より摂りすぎが心配されます。
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